うつ病の治療法 (1) 休養

うつ病はきちんと治療をすれば、数ヶ月から半年で回復するといわれています。うつ病は時間はかかりますが治らない病気ではありません。

医師などの専門家はきっと今のあなたに合った適切なアドバイスをくれることでしょう。一人で悩まずに、どの治療法があなたの助けになるか、どうぞ専門家にご相談なさってください。

    1. 休養
    2. 精神療法
    3. その他

また、主治医の診断や治療方針に疑問が生じた場合にどうしたらいいかについても知っておきましょう。

  1. 治療について疑問が生じた時

まずは休養の重要性についてみていきます。

うつ病はまず休養が重要です。お仕事や学校、家事などであなたが抱えている重荷を少しの間下ろしてみて、疲れたこころを休めてあげましょう。

うつ病になりやすい人ほど休養をとることに罪悪感を抱きがちですが、休養が回復につながることを理解しましょう。

“忙しい”のが良いと考えていませんか? 何もしないでいることに罪悪感をもっていませんか?まずは無理に楽しもうとはせず、ただ横になって体と心を休ませてあげることが大切です。その後、休むことが退屈になって(焦りからではなく)、動き出したくなったら、リラックスする音楽を聴いたり緑に触れてストレスのかからない時間をたっぷりと持ってみましょう。

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ストレスで少なくなったエネルギーを蓄えるのが、休養です。うつ病はエネルギーが枯渇した状態といわれており、休養をしっかり取りエネルギーを蓄える必要があります。自宅で療養したくても家庭の状況で休養にならない場合には休息のために入院するのも一つの方法です。

(豆知識)人付き合いについて・・・
いつもなら何でもないような人付き合いが、うつ病の時は負担に感じる事があるかもしれません。しばらく気を遣う相手との関わりは、無理をせず、避ける方が無難です。

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