あなたはどのタイプ?

以下に、職場での一場面の例を紹介します。もしあなたがこの例のような場面に遭遇した場合、あなたならどのような対応をするでしょうか?

あなたは、ここ最近深夜まで残業が続いていたためか、今日はとても体調が悪いと感じています。ただ、それでも頑張って仕事を片付けた甲斐もあって、今日は何とか早く帰れそうです。次のプロジェクトのためにもここで体調を崩すわけにはいかないので、あなたは『今日くらいは早く帰ってゆっくり休もう』と思っていました。しかし、退社間際に上司から急に仕事の追加と残業を命じられてしまいました…。

さて、あなたならどのように上司に返事をするでしょうか?
一番近いものを一つ選んでみてください。

A:上司を直接的に責める

例:「今日もですか!?ようやく一段落したと思ったのに。過労で倒れたらあなたの責任ですからね!」

B:上司の事を考えて、あきらめて何も言わずに受け入れる

例:(『そんな、今日こそは帰って休めると思ったのに。でも、上司も大変だろうし自分が頑張らなきゃいけないんだろうな。辛いなぁ。』と思いつつ)「・・・分かりました。何をすればよろしいでしょうか?」

C:上司を間接的に責めるが、結果的には何も言わずに受け入れる

例:(『人の気も知らないでよくそんなことが言えるな。お前のマネジメントが悪いから部下の負担が増える一方なんだよ。こっちはこんなに頑張ってるっていうのに。これでうつになったら絶対お前のせいだ。』と思い、態度や表情に明らかに不快感を示しつつも)「…はい。」

D:あまり感情的な反応はせずに、とりあえず自分の状況を説明して意見を伝え、相手の考えを確認する

例:「ここ最近深夜まで残業が続いていたこともあり、今日はあまり体調が良くありません。明日であれば可能ですので、今日は帰らせていただけないでしょう か。もしくは、本日でも19時頃までなら可能かとは思います。」

時と場合によるかもしれませんが、相手に対して自分がどのような反応や受け答えをしやすいかを知っておくことが、コミュニケーションスキルupの第一歩です。

自分のしそうな反応が確認できたら、上記の4つの例について次のページで詳細を確認しましょう。

>>4つの自己表現