“良い話の聞き方”と“悪い話の聞き方”

以下が“良い話の聞き方”と“悪い話の聞き方”の例です。まずは自分自身の普段の話の聞き方を振り返り、当てはまるものがあるかどうか確認してみましょう。

“良い話の聞き方”の具体例

相手の話にうなずく、あいづちをうつ、相手の表情や話の内容に合った表情(反応)をする、適切な視線や姿勢、相手の話を理解するために適切な質問をする、など

“悪い話の聞き方”の具体例

相手と視線を合わせない、相手の話に反応しない、時間を気にする、ため息をつく、何か別の事をしながら話を聞く、相手の話をさえぎって自分の話を始める、など

いかがでしょうか?どちらの聞き方の中にも、心当たりのあるものがあったのではないでしょうか。

“良い話の聞き方”の例のように、相手の話に積極的に耳を傾けることを“傾聴”といいます。このような話の聞き方をされると、人は相手に対して“この人はちゃんと私の話を聞いてくれている、私の話を理解しようとしてくれている”と思えて、相手に対して好印象を抱きやすくなります。また、“傾聴”をすることで相手の話をより深く理解することができるようになります。

逆に、“悪い話の聞き方”をしてしまうと、相手に対して“この人は自分の話に興味が無いのかな、聞きたくないのかな、自分のことが嫌いなんだろうか”など、マイナスの印象を与えてしまう可能性があります。

このように、話の聞き方によって、話の理解度や相手の印象が大きく異なるので、意識的に“良い話の聞き方”が出来ることはコミュニケーションにおいてとても重要です。

>>“良い話の聞き方”を実践するときのポイント